しかし、基本的にこれらの対策をする前にやるべきことはSEOの基礎として共通していると思います。今回はいつもやってることをメモとしてまとめます。
1.<h1>は一箇所、ディスクリプションとは被らない内容で
h1はページの見出し、ディスクリプションは検索エンジンにページ全体の説明をする要素です。
これら2つの要素が被るのはHTML『文章』としておかしいと考えています。
2.TOPページにはわざとらしくてもサイトの説明をテキストで載せる
SEOの対策のために『代表あいさつ』とかを載せるのではなく、サイトで提供されているサービスの説明を読みやすいボリュームで書きます。
SEOだけじゃなく、構成的にもWebサイトという読み物のイントロダクションとしてあったほうがいいと思います。
3.TOPページに戻るリンクには対策キーワードを混ぜたアンカーテキストに
迷信臭いんですが、先輩ディレクターからもらったアドバイスです。
今のところマイナスな効果もないし、フッターのサイトマップに配置する時に見栄えがいいので継続してます。
多分アンカーリンクでリンク先のページ説明をするべき、というGoogleの考え方に基づいたものだと思います。
4.各ページタイトルはユニークに、h1も同じくユニークに
当然だと思いますが、各ページの<title>、<h1>は個別に設定します。
5.ページリンクは正規化する
正規化というのはwww.hanano-ya.jp/index.htmlとwww.hanano-ya.jp/のアンカーリンクをどちらかに統一することです。
これの設定については手でリンクを統一することもできますし、.htaccessでの設定でもOKだと思います。
6.XMLサイトマップの設置と、検索エンジンの呼び込み
これも当たり前といえば当たり前。検索エンジンの呼び込みするのはウェブマスターツールを入れてからというのも忘れずに。
7.URLには日本語やパラメータの入ったものを使わない
Wordpressで構築した場合、カテゴリ名や投稿タイトルをそのままURLに反映したりしますが汚いのでNG。
8.重複ページの対策
ECサイトとかは重複した内容のページができやすいです(色違いなだけの商品とか)。
こういうのは<link>タグを使うことで対策ができますのでエンジニアにお願いしましょう。
あと、カテゴリ名とかも
商品グループA > ガンダム
商品グループB > ガンダム
商品グループB > ガンダム
じゃなくて
商品グループA > ガンダム(宇宙世紀
商品グループB > ガンダム(新世紀
商品グループB > ガンダム(新世紀
って感じにしておきます。
だいたいこんな感じです。
SEOの対策としては基本的なので、「そんなん知ってるわい!」とか言われちゃいそうですが、GMOとかがやってるSEO対策っていうのは今回のエントリー記事と大体同じです。
SEOの基礎はWeb制作者としては当然としての知識だと思います。
なぜならばこれらの知識というのはユーザービリティの向上や、メンテナンス性にもつながることが多いのでSEOの知識と判断するだけでなく、Web制作のお作法として身に付ける知識だと考えています。
※オフィスが移転しました。
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